create命令
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テーブルの作成
create table テーブル名 (フィールド名 型 [unique] [not null] [primary key], ...);
ここでは例として,講義に関するテーブルを作成し,”subject”という名前とし,このテーブルに下記の表のような項目を作成します.
項目 フィールド データの型 NULLを許すか 主キーか 通し番号 id 整数10桁 × ○ 講義名 s_name 半角50文字 × × 担当教員 t_name 半角10文字 × × これらの項目をMySQLで作成するとき,create table subject (id int(10) unique not null, s_name char(50) not null, t_name char(10) not null);+エンターキーのように入力します.ここで,主キーである”id”を”primary key”と指定することもでき,”primary key”と指定された場合には,自動的に”not null”となります.
作成したテーブルの項目をshowコマンド で閲覧します.具体的にはshow fields from subject;+エンターキーのように入力します.その結果,下記のように項目の名前やデータの型などを見ることができます.なお,”Null”は項目がない状態であるNull値の入力を許可するかを表しており,”Key”は”PRI”となっており,主キーであるかを示しています.
テーブルによっては,2つのフィールドで1つの主キーとする場合があります.この場合には以下のような書式で主キーを指定することができます.
create table テーブル名 (フィールド名1 型1, フィールド名2 型2, ..., primary key(フィールド名1, フィールド名2) );
例えば,科目ID(subject_id)と学籍番号(student_id)がprimary key,成績(score)が従属するフィールドだとします.この場合,テーブルはcreate table seiseki(subject_id int, student_id int, score int, primary key(subject_id, student_id) );+エンターキーとなります.そして,show fields from seiseki;+エンターキーと入力すると下図のようになります.subject_idとstudent_idがPRIになっていることを確認してください.フィールドの属性には,上記で説明したもの以外にもindexやforeign keyなどがあります.詳しくは「フィールド属性について」を参照してください.
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データベースの作成
create database データベース名; 新しいデータベースを作成するときもcreate命令を用います. ただし,今回はcreateの後ろにdatabaseを付け,さらにデータベース名を書きます.
以下に,test10というデータベースを作成した例を示します.