超高齢化社会である日本において,健康寿命をいかに延ばしていくかが課題となっています.様々な運動や教育の結果,どの程度の体力が回復したか確認する際,6項目にわたる体力測定を行います.現状ではそれらの結果を手作業で集計を行っているため,その日のうちに結果を被験者に渡すことが困難です.そこで,6項目にわたる体力測定の結果を無線通信で一か所に集め,結果を即座に被験者へ渡すことのできるシステムを開発しています.6項目の測定とは以下に示すものです.加えて,それらの結果を取りまとめてExcelファイルとして出力する中央集計器があります.
これらはそれぞれ測定方法が異なるため,それぞれにサブシステムを作成し,自動的に測定するようにしています.