6種目にわたる測定の結果をまとめて被測定者に渡すとき,情報の集約をするのがこの情報集約器です.6種類の測定器からはあるきまったフォーマットでデータが無線通信により送られてきます.それらを分別し,年齢及び性別による評価を行います.そして,Excel🄬形式でそれらの情報をまとめ,終わったタイミングで結果を被測定者に渡すようにします.これにより,体力測定者は健康のための運動に対するモチベーションが保たれることとなります.

次に技術上の説明をします.各測定器には無線通信モジュールTWE-Liteが備わっています.これにより,測定結果を中央集計器に送り届けることができます.送り届けられた情報をパソコンで処理できるようにするため,パソコンとTWE-Liteをつなぐ必要があります.パソコンとTWE-Liteをつなぐとき,TWE-LiteシリーズにはMONOSTICKがあり,通常はこちらが使用されます.しかし,リセットがしにくく,加えてインディケータが乏しいです.そこでこれらの問題点を改良したのが下の図にあるものです.

HeadquaterwithCase

HeadquaternoCase

ここにはシリアル通信の送受信インディケータに加え,4つの汎用インディケータを備えています.これにより,TWE-Liteの状態を分かりやすく表示することができます.具体的な活用場面を次に説明します.新たに作成したファームウェアではデータの送受信前にコンフィギュレーションを行い,その後,データのやり取りを行えるようにしました.このため,コンフィギュレーションをする段階なのか,データを送受信前の状態なのかを物理的に把握できるようにできるようにするには,前述のインディケータが役立ちます.

このようにして送られてきた情報は,Excel形式に整形し,体力測定者へ渡せるようにしています.

JSN Teki is designed by JoomlaShine.com