別のプログラムのダウンロード
一度ダウンロードに成功すると,ダウンロードされたプログラムがXBeeの電源投入時に起動するようになります.今回の例ではサンプルプログラムの一つであるserail_echo(ターミナルに打ち込んだ文字がそのまま表示される)がダウンロードされている場合を想定して説明します.
まずはCodeWarrior Development Studioを立ち上げてください.そして,[Window]⇒[Show View]⇒[Terminal]からTerminalを選択してください.Terminalのウィンドウが開かれましたら,下の図のようなアイコンをクリックして設定を行います.
serial_echoでは115200で通信することとなっていますので,ボーレートをそれに合わせます.
おそらく今の状態では,serial_echoが動作しているので,Terminalに文字を入力するとそのままの文字が表示されるはずです.次に,下図のようにBRKアイコンを押し,さらにUSBシリアルインタフェース上にあるRESETボタンを押します.
これで再びブートローダが起動しているはずですので,下図のアイコンを押してDisconnectしてください.
次にTeraTermを立ち上げてください.このときのボーレートは9600です.そして「f」を押すと,ブートローダが動作し,Cの文字がいくつか表示されるようになるはずです.あとは前と同様に別のプログラムをダウンロードしてください.なお,CodeWarrior Development StudioのTerminalをDisconnectしてから,ダウンロードするまでの時間が長すぎるとタイムアウトしてしまいますので,できるだけ手早く行ってください.もし,タイムアウトしてしまった場合には,もう一度最初から(115200で接続⇒BRK押す⇒RESET押す⇒Disconnect⇒TeraTerm起動⇒「f」を押す)を行ってください.