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パッケージとピン
パッケージはMSC-4で共通のDIP16です.下にピンアサインを示します.なお,MCS-4で共通的に使われる端子(D0~D3,VDD,VSS,Φ1,Φ2,SYNC,RESETについてはこちらをご覧ください.
チップセレクト用端子P0とチップ選択端子CM
これら端子を説明するには,4002と4004の接続方法を知る必要がありますのでそれについて説明します.4002を16個接続可能であることは既に説明しました.ではこの16個がどのように接続しているのでしょうか?.実は4002には,4002-1と4002-2の2種類あり,さらにP0に接続先がVDDかVSSに分かれているため,都合4種類に分けることができます.そして,この4種類を1つのCM-RAMxに接続し,1グループを形成します.4004にはCM-RAM0~CM-RAM3があるので4グループまで対応できることになります.最終的に4種類×4グループ=16個の4002を識別できるようになるわけです.下に4002と4004の接続について示します.
出力端子O0~O3
4002には出力専用端子が備わっています.4001のように入出力が決められるような仕組みにはなっていませんので注意してください.