TA7291Pの代替品として作成したモータドライバについて,続々報です.タミヤのミニ四駆で用いられるような,トルクチューンのモータだけかもしれませんが,起動時にかなりの電流が流れるらしく,ドライバ側でそれを過電流と検知し,結果としてタイヤを手で回転させないとモータの回転が得られないことが頻発しました.データシートにあるようにモータドライバのロジック側電源や,モータ駆動用電源付近に1uF程度のコンデンサを入れましたが改善されず,ほとほと困っていました.
この対処方法として,モータに直列抵抗を入れました.これで突入電流を和らげるという作戦です.下にその回路図を示します.オレンジ色の資格で囲った抵抗がそうです.
実験時の抵抗値はとりあえず1Ωにしたのですがちょっと電圧が下がって回転が遅くなってしまっていたので,今は0.1Ωで対応しようと思っています(基板も抵抗もまだ手元にないので0.1Ωでは試していません).でもとりあえずはこの方法で何とかなりそうなのでひとまず備忘録としてこちらに書きました.