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IPの設定ウィザード
続いてClockの設定をするウィザードがはじまります.最初に入力するクロックの情報を設定します.ここでは最低5[MHz]の周波数となっておりますので,下図のように5と入力してください.
次に(というかこれで最後ですが),出力する波形の周波数を指定します.下図のように今回は100[MHz]とします.この後にまだ細かな設定を行えるのですがそこは省略します.そのためGenerateボタンを押します.
IPが生成されると下図のようになります.続いて,作成された回路を扱うためのVerilogファイルを開き,ポートを確認しておきましょう.下図のようにファイルオープンアイコンを押してください.
Clockフォルダの下にipcore_dirフォルダがあるはずです.その中にFrequencyMultiplier.vファイルがありますので選択して開くボタンを押しましょう.
FrequencyMultiplier.vのポート宣言をご覧ください.下記のとおり,4種類のポートがあります.
今回生成されたポートの役割を下表にまとめておきます.
ポート名 | 入力/出力 | 役割 |
CLK_IN1 | 入力 | 入力されるソースクロック.5[MHz]を想定している. |
CLK_OUT1 | 出力 | 出力されるクロック.100[MHz]を想定している. |
RESET | 入力 | この信号がHighの時にはCLK_OUT1から何も生成されない. |
LOCKED | 出力 | クロックが正しく出ているときにはHigh,そうでないときにはLowを出力. |