これまでさまざまな教材や研究のための回路を開発してきた結果,電子部品の在庫が多岐にわたってきました.一度利用した電子部品は使い勝手をよく知っているため,他の回路を作るときにも再び利用することがよくあります.しかし,在庫管理をしっかり行っていないと,既に在庫にある部品を無駄に購入をしてしまうことがあります.このようなことを防ぐため,在庫管理は非常に重要です.そこで,今回は在庫部品をリレーショナルデータベースで管理し,さらに回路を開発するときに必要な部品の数量,型番,購入先,選定理由を管理できるシステムの開発を行うこととしました.
まずはER図によりデータベース設計を行いました.下に設計した結果を示します.
次に,部品の整理です.昨年10月辺りから,手始めに在庫の確認を進めてきた結果,大部分の部品の数量,型番,購入先,部品ケースをまとめることができました.下に部品をケースに入れた様子を示します.この作業に年末年始のほとんどを費やしてしまいました.しんどかったです.なお,リレーショナルデータベースに登録を行う前にEXCEL形式で情報をまとめるところまでを行いました.後ほどSQL に挿入する予定です.
およそ500種類の部品をまとめることができました.予想していたとおり,同じ部品がいくつかの場所から出てきましたし,忘れ去られていた部品が出て参りました.今後は部品を買うたびに登録を忘れずに行っていきます.