私が勉強不足だったのですが,最近のPICにはいろいろなデバイスが載っていて楽しいですね.今回作成しようとしているボイスチェンジャではコンデンサマイクで得られるアナログ信号をオペアンプで増幅し,PICでAD変換しようと考えていました.そして,デジタル信号をEEPROMに保存し,再生するときに信号処理してDA変換して圧電スピーカから出力するつもりでした.下にブロック図を示します.

BlockDiagram

AD変換とDA変換が行えるPICで比較的安価なものということで,PIC16F1709を用いることにしました.データシートを読んでいましたら,このマイコンにはオペアンプが内蔵していることを知りました.このため,基板の実装面積を減らせるだけでなく,価格も抑えることができました.ざっと回路を組んでみました.下に基板を示します.

BoardPattern

50[mm]×50[mm]の基板に2面付けするため,下のようなフォルムになりました.1個の基板サイズは23[mm]×50[mm]という,かなり小型の基板にすべての部品を押し込めることができました.基板を実装しましたらまた報告します.