まずはUSB-シリアル変換をするFTDI社製FT232RLとXBeeとが搭載された基板を作成します.同様の基板が秋月で売っていますが,こちらの基板ではケースをマウントするための穴がなく,加えてインタフェースがUSB microとなっています.今回の仕様は下記のとおりです.

  • なるべく小型であること(50[mm]×50[mm]以下)
  • ケースに収めることを考慮し,マウント用の穴が開いていること
  • USB type-Aとなっていること

 以上の要件に当てはまる基板を作成しました.下の図がレイアウトです.

Board

シリアル通信のTXおよびRXのLED,XBeeの状態を表すLEDが上部にあります.また,リセットなどを行うためのタクトスイッチが右寄り上下にあります.中央にはFT232RLとXBeeがあり,左側にはUSB type-Aが付いています.この基板の水平方向の長さがちょうど50[mm]であり,Seeed PCBで10枚9.9ドルの条件に合致します.

次にケースを作成し,Android端末に取り付けてみたいと思います.