はじめに
ここではISE WebPACKにおいて,IP Coreを用いたプロジェクトを作った時,そのプロジェクトをgitで管理すべき最低限のファイルについて述べています.中間生成ファイルもgitで管理すると,gitサーバの使用記憶量がどんどん増えてしまう問題のために書き残しておきます.
前提条件
今回の環境はISE WebPACK 14.7,使ったIP CoreはBlock Memoryです.
結論
IP Coreを用いないプロジェクトの場合には,プロジェクトフォルダ内にある下記ファイルが必須です.
- vファイル
- xiseファイル
- ucfファイル
IP Coreを追加すると,プロジェクトフォルダの下にipcore_dirフォルダが生成されます.その下には以下のファイルがあれば大丈夫のようです.
- ngcファイル
- vファイル
- xcoファイル
- xiseファイル
ただし,下記のファイルのみではシンセサイズなどができなくなりますので,改めてIP Coreに関するファイルを生成する必要があります.下にBlock Memoryの場合の例を示します.BlockRamのアイコンをダブルクリックし,ジェネレータを起動します.
特に変更することがなければ,下のようにGenerateを押してください.これで必要なファイルが再び生成されるはずです.