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TKM-Hに搭載されているデバイスの制御プログラムの作成
電子情報科では「設計を意識した組込み技術を学習できる教材」というコンセプトで開発されたKTM-02を用いた学習が行われてきた.現在KTM-02に機能を追加したTKM-Hが開発中である.本研究では,これまで学んできた組込み技術を活かし,教材の一部として利用できるよう, TKM-H に追加された機能を実装する.実装にあたって, 2線同期式シリアル通信インクーフェースであるI2Cを学び,デバイス間の通信に用いた.
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TKM-H用制御アプリケーションの開発
近年,携帯情報端末から多くの機能を搭載した,スマートフォンやタブレットと呼ばれる情報端末が急速に普及している.これに伴い,様々な機能を簡単に利用するためのアプリケーションが開発された.その背景には,コンパクトな携帯性,タッチパネルによる直感的な操作という利点がある.そこで木研究では,芦田研究室が開発途中であるマイコン及びFPGA制御よる自走車をAndroid端末から通信,制御するアプリケーションの開発を行う.
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高校野球マネージャ支援システム開発
高校野球においてスコアブックの記述を主に行うのはマネージャである.しかし,マネージャはスコアブックの記述以外にも様々な業務がある.さらに, BSOやスコアボードの操作のためにマネージャを含め最低でも3名の人員を記録作業に必要とする.しかし,これは充分な人数が確保できないチームにとっては大きな負担となる.そこで,本研究ではAndroid端末を用いて,スコアブック作成やBSOとスコアボードの管理を一人で行うことのできるシステムの構築を行った.
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モパイル端末による高校野球のマネージャ業務軽減化と試合運営の包括的支援システム構築
近年i高校野球では,学校ごとの部員数の差が大きいことが指摘されている. このため,マネージャの不足が発生する学校が多〈なり,結果としてマネージャの業務が多用になる可能性がある.そこで本研究では,スロアブックを電子化し, BSOおよび得点掲示板の各掲示機器と同期させることにより,それらを操作する人員を減らし,負担を軽減さぜることを目指している.このうち,まずはBSOについて研究および実装を行った.
2012年度の卒業研究
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- Written by: 芦田和毅