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Details
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Written by: 芦田和毅
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拡張現実を用いたビジュアライザの作成
ディジタルオーディオプレイヤーが普及した今日において, コンピュータは音楽の再生機器として使われる機会が増えた..多くの音楽再生用ソフトウェアには,ビジュアライザと呼ばれる 音楽に合わせて変化する画像を観賞できる機能があり,音楽を視覚的に楽しむことができる.
本研究はビジュアライザを拡張現実という技術によって 実現することで,音楽の新しい楽しみ方や表現方法を提供するものである.
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カメラ付き携帯電話での楽譜認識システム構築の試み
近年,携帯電話の普及と共にその機能も充実してきている.特にカメラ機能は著しく性能が向上しており,今やデジタルカメラと大差ない性能を持つ機種もある.そこで,この携帯電話のカメラ機能を用いて楽譜認識はできないだろうかと考えた.現在の楽譜認識はスキャナで取り込んで行うことがほとんどで,スキャナで楽譜を取り込んでパソコンで解析するという作業はやや手間がかかる.これらの一連の動作を携帯電話1つで行うことができれば,非常に便利であるといえる.
本研究ではdocomoのFOMA01シリーズで動作する”iアプリ”の開発を行った.
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webカメラを用いた手の形状認識システムの作成
近年,画像処理を用いた物体認識,形状認識処理に関する研究が大変注目されており,webカメラ使った新たな技術が提案されている.代表例としてQRコードやARToolkitのような,ある情報を一定の規則にしたがって表現された画像をカメラで読み取るという入力方式がある.そこで,本研究では手の形状を情報としてwebカメラで読み取り,その形状がグー,チョキ,パーのどれであるか認識するシステムを作成した.また,これにより,簡単な入力処理をマウスやキーボードを使わずに行えることを意図して,その読み取った形状に応じてさまざまなエフェクトを出力できるようにした.