開眼片脚立ちでは,被測定者が目を開けながら片脚でどのくらい立っていられるかを計測します.ここで「立っている」という定義が必要です.「立っている」とは,片方の足の裏が地面についた状態でずれたり移動しないことを指します.反対側,つまり地面についていない足は当然ですが地面についてはいけません.また,両手は腰に当てている必要があります.ここでは2つのセンサを用いることを検討しています.それは足裏の動きを検知するものと,手が腰についていることを検知するものです.手始めにまずは前者のセンサを作成しています.解決方法は,足の裏をカメラで撮影し,その動きを検知することにしました.下の図は足の裏を撮影するために作成した台です.2面の板があり,下面のいたが,上面の板を6本の金属柱で支えている構造になっています.下面の板にはカメラが2つ備え付けてあり,これにより足裏のつま先側とかかと側をそれぞれ撮影するようになっています.2つのカメラを用いた理由は,これにより上面の板と下面の板の高さをなるべく低くするためです.2つにすることで,1つのカメラで撮影する範囲を狭められるため,結果として低くすることができます.下面の板が黒くなっているのは,光が金属板により反射してしまうことを防ぐためです.上面の板が半透明になっているのは,余計な足裏以外の画像を検知しづらくするためです.当初は透明だったのですが,半透明にすることで先ほどの問題を解決しています.

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こちらの図はより上から見た図です.上板の半透明であることがより分かりやすいと思います.

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