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プログラム
クラス図をもとにプログラムを組んでいきましょう.いくつかの手順を踏む必要がありますので順を追って説明していきます.
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スケルトンコード生成
こちらにastahで書いたクラス図を置いておきますのでスケルトンコードを生成してください.deviceフォルダ内にあるクラスのみで結構です. -
プロジェクト作成
今回,LCDを動作させるにはWaitTimerが必要となりますので,以前作成したプロジェクトをもとに作成していってください.これまで作成したプロジェクトを流用して新規プロジェクトを作成する方法についてはこちらに載っています. -
スケルトンコードを追加
1で生成したスケルトンコードをプロジェクトに追加します.今回追加するファイルのうち,ヘッダはC++ Headers/device/display/lcd,ソースはC++ Sources/device/display/lcdに置くことにします.2でインポートしたプロジェクトにはdevice/displayがありますので,displayの下にlcdというカテゴリを追加してください. -
エラーの修正
スケルトンコードを追加した直後にビルドするといくつかのエラーが出ます.その中で多いのがシングルトンによるエラーです.具体的には,シングルトンとした場合,LcdCmdクラスではgetRegisterSelectの戻り値が0となっており,エラーとなります.ここでは_registerSelectを戻り値にしてください.ついでに,getExecuteTimeの戻り値を_executeTimeにしましょう.
W5H7PatternクラスおよびH5W10PatternクラスにあるgetPatternTypeの戻り値はそれぞれW5H7,W5H10にしましょう.
以上で,コンパイルエラーは修正されたはずです.一通りのクラスができましたので,ソースおよびヘッダを整形しておきましょう.こちらのページを参考に整形してください.以降では,各クラスごとに作成をしていきましょう.