マイコンの動作周波数や,周辺機能へ送られるクロックの周波数,バスのクロック周波数をはじめから設定したプロジェクトの作成方法についてここでは説明します.各種周波数の設定でも説明しましたように,RX62Nマイコンは内部,周辺機能,外部など,箇所に応じて異なる周波数で動作させることができます.この設定は新しいプロジェクトを作成するたびにいつでも行う必要があります.そこで,CubeSuite+にある,既存のプロジェクトのファイル構成を流用する機能を利用し,プロジェクトを作成した時点で各種周波数の設定を行った状態にします.

まず,「既存のプロジェクト」が必要ですが,こちらに用意しておきますのでダウンロードしてください.このプロジェクトをデフォルトプロジェクトとここでは呼びます.ダウンロードしたファイルを解凍すると,DefaultProjectフォルダが現れます.このフォルダを使ってプロジェクトを今後作成していきますので,テンポラリでない場所に設置してください.

DefaultProjectフォルダ内にはプロジェクトファイル(DefaultProject.mtpj),ソースファイルおよびヘッダファイルが含まれています.下の画像はソースファイルとヘッダファイルの一覧です.このように,C言語とC++言語,またソースとヘッダでフォルダを分けてあり,さらに同じ種類のクラスをまとめてフォルダに入れてあります.デフォルトプロジェクトではFrequency.cppをmiscフォルダに入れてあります.今後作成するプロジェクトでも,フォルダに分けて入れていきます.

Files

では,新しいプロジェクトを作成する手順を説明します.CubeSuite+を起動させましたら,下図のように「新しいプロジェクトを作成する」を選択します.

CubeSuite01

 次に下に示します設定項目でプロジェクトを生成します.

  • マイコンの種類 : RX62NのR5F562N8BxFB
  • プロジェクトの種類 : 空のアプリケーション(CC-RX)
  • プロジェクト名 : (任意)
  • 作成場所 : (任意)
  • 既存のプロジェクトのファイル構成を流用する : チェックを入れる
  • 流用元のプロジェクト : 先ほどダウンロードしたデフォルトプロジェクトを選択
  • プロジェクト・フォルダ以下の構成ファイルをコピーして流用する : チェックを入れる

これで必要なファイルを新しいプロジェクトに入れることができます.

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