上体起こしの回数を記録するために作成した機器について説明します.この機器には4つのプッシュスイッチがあり、それらを両肘と両肩甲骨に取り付けます.これにより,1回の上体起こしでおこる肘と大腿,肩甲骨と地面それぞれの接触を検知します.また,Felica🄬カードを読み取るリーダを備えているため,誰が測定しているかがわかるようになっています.下の図が基板の外観です.基板のサイズは50[mm]四方となっています.電池とつながった赤黒のケーブルのほかに,4対の青色ケーブルがあります.これらのケーブルの先にはタッチスイッチがつながっており,肩甲骨および肘が所定の場所に接触したか検知できるようになっています.

SitUpsCircuit

 

こちらがタッチスイッチです.直径およそ30[mm]のタッチスイッチは被覆された布の中にスイッチが仕込まれており,接触を検知できるようになっています.これらが上記基板と4つ接続されています.

TouchSwitch

 

基板と電池ケースは下記のケースに格納されます.このケースが被測定者の胸あたりに設置されます.この図では示していませんが,ケース上部にはカードリーダが備え付けられるようになっています.

SitUpCase