組込みソフトウェア研究室へようこそ

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前回は思考地図を使い教育する内容について考えました.

次に行うことは,部品の選定です.ここでもまた,思考地図をまずは使ってみます.はじめに,機能に着目した思考地図を示します.

TKM-Hで使用する部品と,それを補助する部品,たとえばバイパスコンデンサなどの関係が分かるようになっています.

次に,これらの部品をどのようには位置するか考えました.その結果,次に示す6つの基板でTKM-Hを構成することにしました.

  • メインマイコンボード:北斗電子社製HSBRX62N-Aです.
  • メインマイコンボード搭載ボード:メインマイコンボードを搭載する基板です.
  • ベースボード:駆動するためのタイヤ,ラインをトレースするための赤外線センサなどを搭載する,TKM-Hのベースとなる基板です.
  • カメラボード:前方の様子を撮影できるカメラを搭載したボードです.
  • 電源ボード:電源を搭載するボードです.
  • ドットマトリクスディスプレイ付距離センサボード:ラインの様子,つまり,交差点の形状を主に表示するドットマトリクスディスプレイと,前方にある物体までの距離を調べることができる距離センサを搭載したボードです.

以上の各ボードに搭載する電子部品について考えました.その結果が次に示す思考地図です.なお,この中ではボード以外に付属品も合わせて描いてあります.

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